「治ったと思ったのに、また皮膚炎…なんで?」

こんにちはー

めっきり日が短くなりましたねぇ。だってもう12月ですもんねぇ…

さて。今日は診察室でよく聞かれる質問についてお話ししようかと

「いっとき治ったと思ったのに、また赤くなってきました…
なんでうちの子は再発が多いんでしょう?」

めちゃくちゃ分かります。
一度きれいになると「もう大丈夫そう!」って思いますよね。

でも実は、皮膚病は“見た目”と“中身”の回復スピードが全然違うことがよくあります。


■ 外見OKでも、皮膚の中はまだ回復途中

赤みが引いたり、かゆみが減ったり、毛が生えてきたり。

パッと見では治ったように見えるんですが、
皮膚の奥ではまだ炎症がくすぶっていることがあります。

たとえるなら、

  • 表面:「きれいになったよ!」
  • 皮膚の奥:「いや、まだ片付いてないんだけど…?」

という感じです。

この「中身の片付け」が終わる前に薬をやめてしまうと、
また同じ場所が炎症を起こしやすくなってしまうんです。


■ よくある再発パターン3つ

① 薬をやめるタイミングが少ーし早い

見た目がきれいになっても、
皮膚の奥の炎症が残っていると再発しやすいです。

ぼくらが治療を“ちょっとだけ長め”に続けるのは、
この奥の炎症をしっかり抑えるためなんです。

② スキンケアがもう少し

皮膚病の子はバリア機能が弱くなりやすいので、
特に保湿を継続すると本当に再発が減ります。

これがうまくハマると、減薬や休薬につながります!

③ 実はアレルギー

アトピー性皮膚炎と食物アレルギーは、違います。
ここを見逃すと、季節に拘わらず、いつまでも皮膚炎が残り続けてしまいます。


■ 再発を減らすために大事な3つのポイント

✔ 見た目が良くなっても、少しだけ治療を続ける

これは本当に大事です。
“見えない炎症”が落ち着くまで続けると再発がグッと減ります。

✔ スキンケアを習慣にする

シャンプーや保湿は地味ですが効果は大きいです。

その子に合ったケアの方法や頻度を探していくのがポイント。

✔ 生活環境も見直してみる

  • ノミ・ダニの予防:皮膚病では必須!市販の予防薬では効きません
  • 温度・湿度
  • フードの見直し
    こういう小さな工夫が、意外と効くことがあります。

■ 「再発体質だから…」とあきらめなくて大丈夫

再発をくり返す子には、必ず理由があります。

それを一つずつ見つけて、
その子に合ったコントロールをしていくと、
本当に安定する子が多いです。

皮膚病は“完全にゼロ”にするのが難しい時もありますが、
快適に暮らせるレベルまでしっかり管理することは必ずできます。

「これ、どうなんだろう…」

と思ったら、気軽に相談してくださいね!!